モーターリング・マンス 〜モータースポーツの黄金時代とサヴィル・ロウの伝統が出会う場所〜
9月は、ヘンリープールにとって特別な月です。サヴィル・ロウの伝統と、自動車文化の職人技、競技精神、そして不朽のエレガンスが交わる月だからです。
サヴィル・ロウ15番地では、ヘンリープールの「9月のモーターリング・マンス」のために制作された新しいウィンドウディスプレイから物語が始まります。ビスポーク仕立てと歴史あるモーターレースの世界を融合させたこのディスプレイは、緻密さ、エンジニアリング、そして職人技に対する共通の敬意を称えるものです。
その中心となるのは、ロンドンの著名なスペシャリストであるフィスケンズ・ヒストリック・オートモービルズ(Fisken’s Historic Automobiles)とのコラボレーションです。同社は、最も重要なヴィンテージカーや競技用車を数多く手掛けてきた実績により、その名声を築いてきました。アンティークのレーシングカーや自動車のディテールが、ディスプレイに紛れもない競技の雰囲気を醸し出し、歴史あるレーシングカーの工業芸術とヘンリープールの衣服に施された緻密な工芸性と響き合い、視覚的な対話を生み出しているのです。
“マセラティ 250Fから、ヘンリープールの手作りによる細部に至るまで、緻密さと伝統はふたつの世界の核心であり続けています”
この物語は、サヴィル・ロウを越えて、2026年にハンプトン・コート宮殿で開催された「コンクール・オブ・エレガンス」へと続きます。このイベントでは、英国でも際だって素晴らしい王室関連の舞台の一つを背景に、傑出したヒストリックカーが再び一堂に会しました。
ヘンリープールにとって、この週末は、メルセデス・ベンツ・クラシックとの、ますます重要性を増すパートナーシップの継続を象徴するものでした。ヘンリープールの仕立て職人とメルセデス・ベンツ・クラシックの専門家たちが、それぞれの職人技を披露しました。一方は生地を、もう一方は自動車の素材やインテリアを扱う職人たちです。ヘンリープールは1806年の創業から220周年を迎え、メルセデス・ベンツは140年にわたる高品質な職人技と伝統を祝っています。この週末のハイライトは、『The Rake』誌のご厚意により動画で収録されました。
2026年のデザインは、グランプリレースの象徴であるマセラティ250Fを称えるもので、マセラティのレースの伝統が100周年を迎える今年にふさわしいテーマとなっています。250Fは、ファン・マヌエル・ファンジオをはじめとするモータースポーツ界の偉大なドライバーたちが操縦したことで、モーターレースの歴史において特に際立った地位を占めています。したがって、2026年モデルのネクタイは、F1誕生75周年を記念してフアン・マヌエル・ファンジオのメルセデス・ベンツ300 SLRを称えた2025年モデルのスタイルを引き継ぐものです。これらのデザインを単なる自動車の記念品として扱うのではなく、モータースポーツの歴史をテーラリングの言語へと翻訳する新たなアプローチとして提供しています。
9月のモータースポーツに関する話題はこれだけにとどまりません。ヘンリープールは次に、グッドウッド・モーター・サーキットで開催される「グッドウッド・リバイバル(*)」に注目します。このリバイバルは、来場者をモーターレースの黄金時代へと誘い、ヒストリックレースやヴィンテージファッションを通じて1940年代から1960年代を称えます。ヘンリープールにとって、このリバイバルは「9月のモーターリング・マンス」にふさわしい舞台です。このイベントは、スピードと同様にスタイルも重視されています。 今後のさらなる発展を視野に入れながら、ヘンリープールは、緻密さと職人技への情熱を常に共有してきたふたつの世界を結びつけています。
*グッドウッド・リバイバル(Goodwood Revival)
「グッドウッド・リバイバル」は、1948年から1966年にかけてのモーターレースの黄金時代を再現した、世界で最も壮観な歴史的モーターレースイベントのひとつとして知られます。ヴィンテージカーとファッションを存分に堪能でき、来場者は1948年から1966年にかけてのモーターレースの黄金時代へとタイムスリップ。それは、クルマも衣服もアクセサリーも、すべてが長く使い続けられるよう作られていた時代でした。英国イングランドのウェスト・サセックスにあるグッドウッドで1993年から開催されています。
「リバイバル(Revival)」には「復活、再生、再来」という意味があります。



